給与の支払いには、法律上の様々な規制があることを知りましょう。

給与の支払いには、労働基準法でいう「賃金支払５原則」というのがあり一定のルールが定められています。今回はその「賃金支払５原則」にフォーカスします。

給与明細を眺めて見ると、大きく「支給」「控除」「勤怠」の３つに分かれています。今回はこの中の「支給」欄にある支給項目について解説します。

給与明細にもある「時間外手当」、これは労働時間と関係があることは明らかですが、割増賃金や時間外というのはどんな基準や法律で規制されているのだろう。

みなさんが何気に取っている「お昼休み」。でも会社によって、1時間だったり45分だったりしますよね。なんで40分とか30分の会社は無いのでしょう？実は休憩時間にも決まりがあるんです。

みなさん休日は楽しみですよね。でも、休日と一口に言ってもいろいろあって、「法定休日」「所定休日」とは「振替休日」や「代休」なんて言葉があります。このあたりの規定や意味を今回は解説します。

残業や休日出勤には、通常の賃金にプラスして割増賃金を支払わなければならないことが労働基準法で定まってるんです。では、その割増賃金ってのはどういう条件で、どうやって計算するんでしょう？

時間外労働や休日労働に対しては、割増賃金の支払いが生じることはもう知っていますよね。では、実際の計算を、どの様に行うのかは知っていますか？

給与計算で割増賃金の計算をしたとき、出てくる1円未満の端数金額。みなさんこの処理はどうしていますか？実はこの端数処理にも一定の基準が設けられているのです。

みなさんは、労働の対価として給与をもらっているわけですから、当然、労働しなければ給与に影響が出ることくらいは分かっていますよね。でも、どういう場合に減給されたりするのか、どの程度、減給されるのかって意外に知らないものです。今回は、この当たりのお話しになります。

給与明細の手当項目の中には、課税対象とならない非課税の手当が存在するんです。なじみがあるのは通勤費ですね。ですが、この課税・非課税には一定の基準があったのを知ってましたか