所得税の計算結果が、税額表と違っている
源泉徴収税額表は、社会保険料等控除後の金額を段階に分けて税額を決めるようになっており、これは各段階の中間値を前提とした税額となっています。原則として源泉徴収税額は源泉徴収税額表を用いて計算することになっています。
これに対して、給与計算ソフトなどコンピュータを用いて計算する場合には、電算機計算の特例が認められています。
電算機計算の特例では、各段階の中間値ではなく、金額に応じたパーセンテージにより計算をすることになっています。給与計算DXではこの計算方法を採用しております。
これらの計算方法の違いにより、月次の所得税額に数十円~数百円くらいの差が生じる場合があります。ただし、年末調整や確定申告により差額は清算されるようになっておりますので、年間を通して考えると、どちらが得ということはありませんのでご安心ください。